速く走るコツ&火星に雪が降った!&明日の風&円高!

●速く走るには!

先日質問を頂きましたのでちょっと速く走る事とレースに付いてふれさせて頂きたいと思います。

早速ですが速く走るにはよりオーバーできちんと乗る事が出来ればトップスピードは上がります。
簡単な話しでこれだけなんです。
同じ技術の人が2人いて同じボードで同じ風でスピードの勝負をしたらオーバーセイルで乗った方の人が
間違えなく速く走れます。

ただ問題はオーバーセイルで乗れているか、いないかも大きく影響してくるのでオーバーセイルで
乗れていない人だと決して速く走れるとは限らないんですね。

正しくはオーバーで乗れる技術のある人がオーバーセイルで乗れば速く走れる!
こうなるかも知れません。

それとただ真っ直ぐ走るだけならトップスピードだけ速ければ良いのですがスラロームのレースとなると
スタート ジャイブ 上り 下り 又、競い合う相手もいます。
こうなると色んな技術が必要になってくるんですね。
やはり総合ウインド力が必要になってきます。

ワールドカップの世界を見てもトップスピードが速い人がレースで必ずしも勝てる訳ではないようです。
やはりスピードにウインド力、両方もち合わせた人がトップに立っているのが現状です。

●そこでスピードについて!

スピードは速ければ速い方が有利で最大の武器となることも間違えありません。
レースでもフリーでも総合的なウインド力が勝る人が速く走れる事になるので全体的なウインド力を上げる事が
速く走る為の早道と考えてください。

そこで速く走る為にはどうしたら良いかですが

セイル乗りでマスト荷重をしっかりかける事が出来る(体重をしっかりハーネスに預けたハイクアウト、
そして腕の力を使わない腹筋を使った乗り方が出来る事)
後ろ足乗り(後ろ足中心にボードコントロールがしっかり出来る事)
上記の2点がアンダーからオーバーまで同じように出来るかです。

そこで上記の2点がしっかり出来ているか、まずは確認してください。

セイル乗りが出来ていないとどうなるか!

ジャストからややオーバーで 手 腕が疲れる。
7点台の風はいいけど6点台になるとやはり腕が疲れる。
長時間乗れない。
セイル乗りがきちんと出来ていないと腕に負担が掛かり上記の
状況におちいります。

反対にハーネスにしっかり寄りかかりセイル乗りが出来ていれば腕はまったく疲れません。
参考までにウインドバカは6点台でも5点でも何時間乗っても腕の疲れはまったくありません。
プレーニングしている時は腕 握力の力は完全に抜けています。

これは腕の力があるとか無いとかの問題ではありません。
もし凄い腕力に自信のある人でもセイル乗りが出来ていない人は直ぐに腕が上がりセイリング不能になります。
ウインドは力ではなくバランスだという事をしっかり頭に入れておいてください。

セイル乗りが出来ているかどうかの判断の目安はジャストからややオーバー位で長時間乗っても腕が疲れ無ければ出来ていると判断できます。

反対に直ぐに腕の上がる人はどっかおかしいと思った方が良いと思います。
多分しっかりハーネスに体重を預けていないと思われます。
その他にも原因はハーネスラインの長さやハーネスの問題や色々です。

理想は6点台前後の風で腕が疲れ無くなればまずはグッドですよ。

●それから後ろ足乗りですが、これが意外と重要で、出来ないと荒れた海面をしっかり乗る事が出来ません。
荒れた海面で波を越す時、皆さんどうしますか?
飛ぶ!!!
これもありですが速く走る為に飛んでは行けません。
出来るだけ飛ばない事が大事なんですよ。
飛ばない為にはどうすれば良いかですが車に置き換えると分かりやすいと思うのですがノーサスのシャコタン車やトラックに乗った事のある方なら直ぐに
分かると思うのですが平らな道を走っても常にボコボコ揺れていますよね。
これってクッションが無いので道路のギャップを全て拾ってしまい吸収できないからなんです。
でも高級車のコンピューター制御のサスの良い車に乗るとまったく揺れを感じないんです。

これがウインドでも同じ事がいえるんです。
車で言うサスが膝なのですが波やギャップを乗り越える時しっかり膝で吸収してあげれば飛ばなくなり荒れた海面がフラットになるんですね。
反対に膝を使わず立ったままだとそれこそノーサス状態でちょっとしたギャップも拾い跳ねまくると思います。
こうなると跳ねるたびにセイルが開きマスト荷重が抜けボードが暴れ、まともには走れません。

浜から見ていても、上手な人は荒れた海面でもフラット海面のように走っていませんか?

これが出来るか出来ないかで荒れた海面でしっかり乗れるか乗れないかに大きな影響が出てきます。

それと先に記載した後ろ足乗りですがこれがここで凄く重要なんです。

プレーニングしている時はパッと見た目は前足 後ろ足の2本でしていますが実は後ろ足1本でしていると言っても過言では無いと思っています。
もちろん前足も使ってはいるのですが重心は後ろ足で後ろ足でコントロールしているんです。
前足はボードを軽く抑える程度です。
どうしてそれでボードが抑えら ノーズが上がらないかと言いますとそれはセイル乗りがしっかり出来ていればマスト荷重がしっかり掛かり
前足でボードを抑え無くてもボードは暴れないんです。

これはジャイブの時も同じ事がいえるんです。
ジャイブも実は後ろ足コントロールなんですよ。
その為マスト荷重が足らないとノーズが上がって失速してしまうんですね。
マスト荷重本当に大事なんです。

と言う事でプレニングは後ろ足中心に乗りコントロールするという事です。
そうする事で波の中を走る時やギャップを乗り越える時に後ろ足だけ意識してコントロールすればいいのです。
膝を使うときも後ろ足しの膝だけ使う感じです。
両足の膝を曲げるというか本当に後ろ足だけ曲げるイメージですね。
多分自然と前足も付いて来るのである程度は曲がるかも知れませんが後ろ足ほど曲がる感じは無いし意識して曲げる必要もありません。
ですのでしっかり乗れている時は後ろ足が疲れるし走っている時に後ろ足に重心があるなと感じるはずです。

みなさんは如何でしょうか?

文章で書くのが難しく分かり難いかも知れませんが少しでも参考になってレベルアップに繋がって頂ければ
嬉しく思います。

もしもっと詳しく知りたい方は海でどんどんウインドバカに遠慮しないで聞いて下さいね。

●ウインドバカは基本はバリバリのレーサー感覚ではありません。
より一般セイラーに近い位置にいます。

その為、好き好んでオーバーで乗ろうとも思わないし最大セイルも6.7㎡ 最大ボードは101Lとレーサーでは考えられない最大セットです。

下手すると一般セイラーも大き目の道具を使う昨今ですので小さい位かも知れません。

でも小さいセット及び最低限のセットでも十分ウインドは楽しめるしレースでも勝つチャンスが十分あると思っています!
その為に日々ウインド力のアップに励んでいます。
又 少ない道具で練習する事で道具に頼る事無くより効率の良い練習が出来て技術力アップに繋がっていると思っています。
その中で得たノウハウを出来るだけ皆さんお伝え出来ればと思っています。

●最後にオーバー乗りこなすにはまずはジャストからアンダーでしっかり乗れるようになってからオーバーにチャレンジした方が早道です。
アンダーからジャストでしっかり乗れるようになったらオーバーは乗り込んで慣れれば乗れるようになります。
基本はあくまでウインド力アップが先決です。

●それと火星で雪が降ったとテレビで見ました。
今、火星に探査機があって色々調べているようですが
画像で見ると雲もあってまるで地球のようでしたよ。
そうそう霜も降りていました。
後 雪が降るということは水もあるという事になりますね。
未来は本当に火星に住めるようになるのかもしれませんね。

●気になる明日の風ですが今の所予想通りの気圧配置で明日は南東から南で吹きそうです。
強風は明日の時点では無いと思いますがプレーニングは出来るのではないかと思っています。
明日東が強ければケミで南が強ければ富津南海面ですね。
明日の様子を見て考えます。

そして明後日は南西が吹きそうですが雨も気になります。

●それとこの時間株価下落で円高が進んでいて98円台です。
明日この位の円高が続いていれば明日こそ両替しないとです・

コメント

  1. ZONO0026 より:

    参考にさせて頂きます
    自分にとってうなずけるところ、まだまだ足りないところがよく分かりました。またご指導願います。

  2. まみ より:

    ためになります!
    お世話になります!とても勉強になります。
    何回も読んでいます。プログ楽しみなんです。

  3. ウインドバカ! より:

    頑張りましよう!
    ZONOさんまみさん参考になって良かったです。
    ウインドは難しいです。
    奥が深いです。
    でもちょっとした事ですぐに上達する事もあります。大事ななのは諦めない事と固定観念を持たないで常に新鮮な目を持ち素直にチャンレジして行く事だと思います。
    頑張りましよう!

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