ウインドの道具 バランスについて 再度内容を更新しました

今日の新倉はだいぶ体調が回復してきましたが今度は看病をしてくれていた次女が発熱をしてしまいました。
今日の夕方から38度近い発熱と頭痛と腹痛です。
明日病院に連れて行く予定です。

新型インフルエンザは基本は38.5分以上の発熱の場合は疑うと専門機関に電話したら言っていました。
明日の朝の熱次第で病院と相談して対応を考える事になっています。

しかし次女も具合悪くなるという事は新倉もインフルエンザだったのかな?

次女に移してごめんねといったらパパから移ったのではなく学校で移ったと言ってくれてなんだか気を使ってくれていたみたいです。
可愛い娘です。

今度はパパが看病してあげるらねといったら優しく微笑んでくれている次女がメチャメチャ愛しいです。

これ以上熱 体調悪化しない事を祈ります。

●そして今日はウインドの道具のバランスについてお話いたします。

最近良く7.0㎡に86Lバランス悪くないですかと聞かれます!

答えは最高のバランスですと答えます。

新倉は正直世界 日本のレースを追っている訳ではなく常に最高のウインドを追い求めているんです。
それも少ない道具で効率よくです。

それがウェーブでもスラームでもフリーライドでも基本は何でもいいんです。

安全で楽しくそしてそれぞれのカテゴリーで最高のパフォーマンスを満喫できればいいなと思っています。

新倉は今までフォーミュラ ウェーブ フリースタイルもやりましたがやはり千葉の内房で乗る機会が多いのでどうしてもスラロームが一番楽しいし乗る機会が多い事からスラームに現在はまっているんです。

もちろんウェーブも好きだし楽しいので以前はウェーブのセットも3.7㎡から6.2㎡までそろえてボードも60L台と80L台と2本を毎年買い換えて持っていましたが結局乗る機会は年に数回しかなく宝の持ち腐れとなってしまっていたんです。

そこで昨シーズンからウェーブの道具はママ用にセイルだけ3.7・4.2・5.0・5.8㎡だけ残しボードは譲ってしまい今はウェーブに乗ることは封印しています。

反対に富津南海面で波ありコンデョンでも風さえあればスラームに乗るようにしてウインド力アップに努めているんです。

そして一般の方よりウインドサーフィンをする機会の多い新倉はスラームに絞る事でさらにスラロームに関してのノウハウが研ぎ澄まされて来ています。

そしてニールRSレーシングEVOⅡ 7.0㎡ に関しては世界中誰よりも一番乗っているかも知れません。
今年もすでに同セイルは2枚目に入っています。
正直新倉の乗り方では3ヶ月前後で買い換えて行った方が安心に使えるんですね。
沖でセイルがバラバラになってしまったらかっこ悪いですからね。

今シーズンも後1枚は買いえる事になると思いますのでやはり1年で同じサイズを3枚変える事になります。

これだけでも普通の人には考えられないと思います。
でも新倉の場合はそれだけこのセイルを乗り込んでいるんです。
お蔭様で微妙なセイルバランスやパワー感を最近は感じ取る事が出来るようになりましたよ。
そしてこのセイルをゲロゲロアンダーからオーバーまで乗り込むことで本当の意味でこのセイルの性能も分かって来ているんです。

又 ボードとセイルのバランスもヒシヒシト体で感じるんです。

現在86Lの上のボードは101Lですが7.0㎡には101Lは大き過ぎると凄く感じているんです。

簡単な話し7.0㎡では101Lにはパワー不足です。
これは風が弱くても強くても同じなんです。

もし新倉が101Lを最高のバランスだと感じるセイルサイズは8.0㎡以上です。

もちろん7.0㎡に101Lでプレーニングも全然出来るし普通に見たら全然問題なく乗れているようには見えると思います。

でも新倉の中のバランスは感覚は違うんですよ。
7.0㎡には86Lがドンピシャなんです。
だからアンダーでもセイルに体重を預けられるだけ吹いていれば101Lの時より走り出しは速いんです。
これもテスト済みです。
このセットで和田店長が8.6㎡に111Lでやっと走る風の中を新倉は和田店長よりアンダー走りジャイブの立ち上がりも速くトップスピードも互角に走るんです。
互角では駄目ジャンという方がいるかも知れませんが7.0㎡に86Lのサイズで6m前後の風で互角に走れるだけでも凄い事と思いませんか?
普通走らない方が多いと思います。

ただそこが言いたいのではなく本領発揮はこの先なんです。

風が上がり8mオーバーなれば和田店長はいくら体重があっても8.6㎡に111Lではオーバーになります。
そこでワールドカッパー並みの体重と技術があればもっと速く走れるかも知れませんがやはり日本人和田店長もオーバー強くなったとは言え体重は74㌔前後では体重が足りませんのでセイルが開き乗れてはいてもスピードは伸びません。

しかし新倉はここからがジャスト風域ですのでガンガンスピードは延びて流石の和田店長も今の段階では太刀打ちできない状況です。
スピード差も桁違いです。

正直和田店長結構速くなりましたが8mオーバーになると新倉の一人勝ちです。

これは新倉が速い訳でもなく和田店長が遅い訳でもないんです。
これがセイルとボードと体重のバランスなんです。
バランスが崩れればスピードは出ないんです。

スラローマーは皆さんスピードが速いとか遅いとか良く追求して高いフィンにしたり色んな事しますがそんな小さな事で桁違いのスピードの差は出ないと新倉は思っています。
誤解のない様に言って置きますがいいフィンというかボードにあったバランスの良いフィンをつければ少しは速くなりますよ。
ただそのフィンに変えたからと言っても誰でも格段に速くなるものではありません。
最後はウインド力とバランスと風域です。

その証拠に富津でしか乗らない人達はみなウィードフィンを使っていますがけして遅くないし和田店長もウィードフィンを使っていますが高いフィンを使っている人と比べてもけしてトップスピード遅いわけではありません。
由一ウィードフィンの欠点はアンダーでの走り出しが悪いのと上り性能が悪いと言う事でしょうか!
そこでそれを補う為に大き目のウィードフィンをつけてカバーしていますがそれがオーバーになるとちょっと不利になるんですけどね。
まぁそれは置いといて大きな差が出るのは体重・セイル・ボードのバランスと乗る風域です。

最近お店でスクールを行いビギナーを育てているので凄く分かるのですがビギナーのセットを思い出してください。

スクール艇は200L前後でセイル4.0㎡位で行いますよね。
そしてはじめてのマイボードは男性で140L前後のボードに6.0㎡位のセイルをチョイスします。

でもセイル乗りがしっかり出来ないビギナーにはこのセットでも初めはボードが小さく感じるんです。

そしてこのセットを上級者が乗るとどうなるかですが6.0㎡と小さ目のセイルながら6m吹いていれば結構プレーニングするんです。
新倉も試しましたが7点台が走るか走らないかの風域でも全然プレーニングしました。でもプレーニング感に爽快感はなく重ったるい感じでスピードも出ません。
この感覚わかりすよね。
スピードが出ない原因はセイルパワーとボードの大きさのバランスが悪い事もありますが風域もあります。
6m前後の風ではスピードが出てもたかが知れていますよね。

ボード140Lにセイル6.0㎡は車で例えると軽のエンジンに大きなボディのアルファ-ドのボディを動かしているような物なんです。

でもボードが大きく浮力があり初めから浮いているのでちょっとの力アンダーでもプレーニングはするんです。
多分現在中上級者の方ならこの感覚分かると思います。
反対にこのセットで弱めの風でなく強めの9mオーバーで乗って見てください。
9mといえば通常6点台前後の風です。
果たして中上級者の人でもまともの乗れるでしょうか?
もちろん思い切り踏ん張り足に大きな負担を感じながらプレーニングはします。
でも一般的に6.0㎡に120L以下のボードで乗るプレーニングと比べたらどうでしょうか?
ボードが重いセイルはオーバーと感じるコントロールはしにくいスピードは大変な割には出ないジャイブはしにくいと良い事はありません。
そしてアンダーの走り出しもこのバランスでは間違えなく遅いんです。
多分同じ6.0に120Lと140Lで吹いた中で比べたら間違えなく120Lのボードの方が走り出し速くトップスピード速いですよ。

今回のたとえはボ-ド大き目セイル小さ目を大げさに例えていますがようはこれがバランスなんです。
新倉の言う7.0㎡に101Lは高いレベルでの事になりますがこのバランス感の悪さを感じるんです。
レベルの高い所になるとこの差が分からなくなるかも知れませんがようは同じ事だというのが分かって頂ければと思います。

そして速いスポーツカーは思い出してください。
エンジン4000CCに小さなボディー速いですよね。
この理屈です。

だから7.0㎡に86Lなんです。
ただウインドパワー元は風 風力です。
弱い風(体重をセイルに預けられない風域)ではパワーが生まれませんよね。
だからその風域ではけしてこのセットが速いとかアンダー走るとは言いません。
むしろビギナーセットの140Lに6.0㎡のようなセットボード大きめセイル小さ目の方が走る場合もありますがそれは高いレベルでの話とは違いますので誤解しないでください。

それともう1つの例としてビギナーを卒業してプレーニング力が上がって来ると大体の方がセイルを大きくしてボードを小さくしますよね。
たとえばセイルを7.0㎡にしてボードを120L位にしませんでしたか?

そしてその時のプレーニング感は別世界でスピードも全然速くなったと感じませんしたか?

当然です。

6.0㎡に140L比べると格段にボードとセイルのバランスが良くなっているからです。もうご理解頂けた方がいると思うのですが新倉がいうセイル大きめボード小さめとは究極のバランスで誰でも簡単に確実にスピードを伸ばす最短の方法なんです。
今の中上級者は間違えなくこのプロセスを感じてきているはずなんです。

セイルを大きくしてボードを小さくしたらスピードは伸びたしボードは軽く感じたしおまけに最高に楽しいと感じたはずです。

ただそこにたどり着くには壁がいくつもあったと思います。

140Lから120Lに乗り換えた時セイルアップがやりずらくなったりジャイブでチンする回数が増えたりそれはそれは色んな壁を乗り越えて乗りこなしたはずです。

要するにボードを小さくすればするほどある意味ボードに体重を乗せてしまった時のバランスは悪くなり難しく感じるのは仕方ありません。

でもしっかりセイル乗りが出来て常に体重をボードから抜く事が出来ればボードの上に体重を残す事は極力少なくする事が可能なんです。
これが完璧に出来るウインド力が身につけばいくらボードが小さくなっても関係ないんです。

ウェーブの世界だって60L台とかのボードに平気で乗っていますよね。
もちろんセイルアップはできませんし止まればボードの上には立っていられません。小さいボードに乗れる条件は完璧なセイル乗りが出来て常に動き続けている事です。

サーフボードのショート小さいです。
止まった上体であの上に立つ事は相当難しいです。

でも波に乗ってボードが動いていれば体重に関係なくあのショートボードの上に立てるんですよ。
ウインドも同じでボードさえ常に動いていれば問題ないんです。

新倉が皆さんにお伝えしたいのはこの理屈が分かって頂ければボード小さ目のバラスンで乗るウインドは今までと桁はずれのスピードと快感が待っているとお伝えしたいんです。

もちろんセイル乗りがしっかり出来ていなくてボードを走り続けさせる事が出来ずボードの浮力に頼って乗っていた方は又 大きな壁に当たるかも知れません。

でもそこは何時かは乗り越えなければその先の世界は何時までたっても感じる事は出来ませんよね。
これって本当のウインドの楽しさを知らないで終わってしまう事になり凄く損です。そしてこのバランスは小さい道具の時だけとか強風の時だけのバランスではなく6から9mの弱めの風でも重量級でも関係ありません。
練習と技術次第で十分生かせんるんです。

新倉の場合は7.0㎡に86Lですがたとえば和田店長は今は8.6㎡に111で普段乗っています。このセットセイル大きめボード小さめの1つのモデルです。

和田店長はこのセットに乗る前は133Lに8.6㎡で乗っていたんですが8.6㎡に133Lはボードがでかすぎでバランスが悪いからやめて111Lに乗ってもらうようになったんです。この提案はもちろん新倉の提案です。

もちろん 初めは和田店長バランス悪いと言って苦戦していましたが今では完全に乗りこなしていてスピードも133Lより全然速いしアンダーも走るようになりました。
フィンも特別な物を使わなくても133Lより格段と速くなりましたよ。
これが新倉の言うバランスなんです。

100キロ近くある重量級なら133Lに8.6㎡も吹いた中で乗りこなせるかも知れませんが和田店長の体重では133Lの抵抗をスピードに変えるのは限界があり無理と新倉は思っています。
何度もいいますが大きなセイルおよびボードをアンダーなら誰でも乗れますけど吹いた中でしっかり速く乗るには体重がなければ限界があるんです。
世界は133Lが速いそうですがその世界レベルの人達だって吹いたら小さい道具に乗るんです。
それは吹いた中ではちさい方が速いからですよね。
最高速トライのスピードボード50Lとか60Lですよね。
それを巨漢が大きめのセイルバランスで乗るんです。
スピードをあげるのはこのバランスが一番なんです。
それなのになぜレースで使わないのという声も聞こえてきそうですがレースはトップスピードだけでは勝てないからです。
スタートがジャイブの立ち上がりがありと走り出しの良さも非常に重要なんです。
でももしゲロ吹きで走り出しが良くトップスピードがよければ小さいボードでその技術があればずば抜けて速く走れる事になりますよ。
だからアンダー技術が大事になるんです。

その為更なるアンダー技術を鍛える為に今は和田店長に更なる試練を今与えています。

実は新倉は8.6㎡に111Lではまだボードがでかいと思っているんです。
本当のバランスは8.6㎡に101Lです。
ここが究極です。

このバランスを乗りこなしてもらう為 実はもう練習は始まっていて先日も7.8㎡に94Lで乗ってもらっているんです。
このバランスはいいですよね。
でもまだ本人乗りこなしていないのでアンダー走らないし上らないと言っていました。確かに微妙ではありますが風が足りなければですが上りが取りにくくなりプレーニングできる範囲が狭くなるのでコントロールがシビアになります。
だからアンダー練習が必要なんですよ。

でもこのバランスでしっかり乗れるようになれば吹いてオーバーになったらメチャメチャスピード出ますよ。
多分怖くて乗れないかもです。

これが新倉流スピードの簡単な出し方なんです。

見ていてください。
和田店長のこのセット乗りこなし時メチャメチャ速くなってますよ。
新倉もそうなると6.2㎡を購入して65Lを乗りこなさないと勝てなくなるかもです。
和田店長の今後が楽しみです。

それと知らない方も多いのでお伝えしておきますが上記のバランスの乗り方はけして異様ではなく重量級のワールドカッパーも同じ乗り方するんですよ。

7点台に86L 8点台に110L前後の組み合わせは全然ありですよ。

違うのは乗る風域だけです。

新倉はこのセットでジャスト感じるのは9m前後ですが世界の重量級は多分ですが11m前後から12m前後かな?
この辺は推測ですが新倉よりジャスト感じる風域は間違えなく高いはずです。
それは体重の差が1番です。

おまけに新倉はこのセットでセイルアップできますが重量級は間違えなくセイルあアップは出来ません。

こうなるとそれなりに吹いていないと乗れない事になりますよね。
ようは乗る風域は違うかも知れませんがバランス感覚は世界も同じという事になります。

だから7.0㎡に86Lはアンバラスンではなく究極のバランスになるんです。

皆さんレースに出る出ない関係なく是非この究極のバランスに挑戦してみませんか?

ウインドを何時までも飽きさせない為にも更なるレベルアップをはかり新鮮な最高の世界を感じてほしいです。

新倉がセイル7.0㎡で101Lから86L(いずれも純正フィン)にボードを変えただけで風域7m以上でトップスピードは全然速くなりました。
おまけにアンダーの走り出しジャイブの立ち上がりまで良くなりましたよ。
これは感覚ではなく和田店長やエグザメンバーと走り比べて感じていますので感覚だけのものではありません。

是非バランスを考えた道具選びを再度考え直して頂きたいと思っています。

たとえばですが7.0㎡に120L台のボードで乗っていてオーバーとなった場合普通はセイルを6.0㎡前後に落としボードはそのまま乗る方が一般的と思います。
でもこれでは簡単な話しビギナ-乗りに戻しているだけです。
確かにオーバー感はなくなり風域にもよりますが少し位のオーバーでしたら楽に乗れるようになると思います。
でもスピードは風域の割には延びないしもう少し風が上がれば間違えなくボードがでかくなりオーバーフローになります。
もちろんこの乗り方が悪いと言うのではありませんよ。
でも一歩先を目指し人より速く走りたいとかうまくなりたいと思っていせい

セイルはそのままでボードだけ小さく100L前後に変えてください。
これだけオーバー感はなくなりスピード感は上がります。
反対に怖くて乗れなくなるかも知れません。
でもスピードが怖いと思うと言うことは確実に今までのスピードより速くなった証拠なんですよ。
壁を越えなければ上達はありませんよ。

そしてこの最高のバランスを出来るだけの多くの方に知ってもらって最高のウインドライフをおくって頂きたいと思っています。

WSFプロショップ翔 富津店ではバランスを考えた道具選びのアドイスも行っています。
バランスといってもビギナーから上級者まで様々です。

意外と難しいので迷った方は是非ご相談くださいね。

そしてセイル乗りや更なるレベルアップをはかりたい方にはエグザメンバーにご入会頂ければ沢山の仲間とレベルアップがはかれますよ。
中と競い合う最高です。

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