おはようございます。
昨日から知っていましたが
東京電力福島第一原子力発電所の事故で、各地で比較的高い放射線が観測されていることから、
福島県内では国の指示を待たずに住民に安定ヨウ素剤を配布する自治体が出始めている。
ヨウ素剤は医療関係者の立ち会いのもと、避難時に服用するのが原則だが、「自分の街は大丈夫か」
という不安が住民をヨウ素剤入手に駆り立て、その要求に自治体側も応じている。
しかし、必要がない人まで服用してしまう可能性があるほか、事前に備蓄を消費してしまうと、
いざという時に必要量が確保できない恐れがある。
独自判断で安定ヨウ素剤を配布していたのは、同原発の20キロ・メートル圏内で避難指示が
出ている富岡町、20~30キロ・メートル圏内で屋内退避になっているいわき市、圏外に位置
する三春町。これら3自治体では、少なくとも15万7000人分を配布。三春町では住民の服用
も求めていた。
同町内の50歳代の女性はすぐ服用するよう指示されたため、息子に飲ませたという。
しかし、この時点で服用する必要がなかったことを聞くと驚き、「すぐに飲めば効果があると期待して飲んだのに……。
これが無駄だったと思うと、ひとまず安心した気持ちをどこにぶつければいいのだろう」と語った。
こうした混乱が起きているのは、国と県の情報交換が不十分で足並みがそろわないのが原因だ。
このような状況らしい。
又 この安定ヨウ素配布の支持は原子力安全保安員が指示したともあります。が県の担当者は今更服用させても意味がないと
見送っともあり原発安全保安員の支持も信用しない状況となると完全に国民からの国 各期間への信頼が無くなっている事にもなります。
●原子力安全・保安院の西山英彦審議官は19日夜、「16日朝に20キロ・メートル圏内からの避難者に
ヨウ素剤を投与するように県に指示した」と説明した。しかし、15日昼過ぎには、避難は完了していた。
県の担当課長は「今更、服用させても効果がないと判断し、実施を見送った」と話した
この記事から感じるのは国と自治体との意思疎通ができていないこと。
国や各機関との信頼関係が国民や自治体から失われている事の現れでしょうか。
安全だ安全だと国がいくら言ってもましてや原発近くの住民がが多い事から放射能に対しての
知識は少なくてもあり安全性も危険性も知っていると考えられるがそれでも不安とパニックに
なってしまう怖さを感じます。
後 現実は放射能に対してのしっかりした知識が無い事が自治体も含めて明らかになった気がします。
それと国が結果として事故が起きた後の安全対策特が全然できていない事も明らかになった気がします。
どんな言い訳をされてもこのような事実が起きている現状 国の安全対策は不十分だったとしか言いようが無い。
過剰な判断はするなとか冷静な判断をという意見があるようですが過剰な判断をしたから冷静な判断ではないと言うのもおかしな話です。
過剰な判断が良かったとか悪かったが問題ではなく結果が出た時 何もなかった事が一番なんです。
実際今回の地震や津波で過剰な判断や危機感を持って避難した方とそうで無い方が生死を大きく分けたと感じています。
普段から危機感を持っていざと言う時の対応をしっかり考えていた方が今回の地震や津波で無事に避難出来た事が現実でしょうか。
今回の地震津波で何ども津波が来て津波への防災 怖さを知っていた地域で生死を分けたのは実際に津波で避難されてる方の映像を見ても
はっきりわかりますが津波を安易に考えなかった人 早め早めにしっかり高台に逃げた方が助かった方が多いように思います。
津波から逃げる報道の中で印象的だったのが津波や地震の専門家による防災対策で指導を受けていてその通りに逃げて助かった。
ただ問題がありその専門家の指導の避難場所は無残にも津波にのまれてしまっているんです。
それが何故助かったか?
それはその避難場所でも危険だと判断してさらに高台に逃げたから助かったとの事なんです。
この判断が結果として命を救ったのです。
今後の対策としてはまだまだ何時大地震がくるかわからない日本 常に危機感といざという時の対応作は考えて置いた方が助かる可能性は
あると思います。
大事なのは同じ過ちを繰り返さない事だと感じています。
ちなみに安定ヨウ素の服用は通常放射能汚染がある前に飲むことで甲状腺へのヨウ素の付着を防ぐとの事ですので汚染されてしまってからは
遅いという判断なのでしょうが少なくても蓄積は防げるように思うので安定ヨウ素を飲む事は無駄ではないように思います。
今は安定ヨウ素の効果より精神的な安心感が大事だと思います。
コメント