今日あるテレビ番組を見ていてやはりと思った事がありました。
それは今回の福島の原発事故は完全なる人災と言う事です。
東電も政府も今回の事故は想定外であたかも自然災害だと言うような事を強調していて
仕方ない所もあるなとある意味同情的な目で見ている所もありました。
ただ今日事実を知って今回の事故は起こるべきして起きた完全なる人災と言う事です。
それはかなり前から津波で今回のような事故は起こると指摘されていたんです。
それを安易に考えて対応作を取らなかったそうです。
後 内部告発多も数多く寄せられていて以前は国に告発していたが最近は国がその告発を受けてくれないので
元福島市長の元に寄せられていたそうです。
その告発の中には東電の隠ぺいなども多数ありあまりにもお粗末な内容のようです。
後 酷いなと思ったのは設計の時点ですでに今回問題になっている非常用電源が動作しない場合はどうするのか
という問題は指摘されていたそうですが設計者はそこまで心配していたら設計ができないなどと言っていたそうです。
今回上記の問題点を考えると今回の事故は完全な人災となるという事です。
これはあまりにもお粗末な内容で責任は重大です。
そうなると今回の原発事故で起きた問題はすべて管理する国と東電にある事になるので
すべての責任を取ってもらう必要があります。
被災地で行方不明になっている家族を今も探す事もできずに避難生活をされている方も当然ですが
計画停電で死活問題になっている方や東電館内のすべての方の保証する義務があると感じます
今後これは必ず社会問題になるはずです。
もしならなければ国と東電はグルだ!
それと先程の記事にも記載しましたが
東電、2号機の高放射線量を事前把握 作業員らに伝えずこの問題も軽視できません。
東電福島事務所によると、6日前の18日、2号機のタービン建屋地下1階で放射線量を測定したところ、
作業員の被曝線量の上限(250ミリシーベルト)を上回る毎時500ミリシーベルトだった。
ようは6日前にすでに放射線量が上がっていた事を知っていて隠ぺいしていた可能性も十分あると言うことになるんです。
危険な現場で作業すら方の多くは関連会社や自衛隊 消防関連の方ですよね。
その方達の安全を軽視するなんて到底許される事ではないでしょう。
間違えだった想定外だったわかりませんでしたなんて言い訳は通用しない。
これが今までの東電の体質でこの最悪な状況でも変わらない事が怖いです。
もしかすると政府も知っていたのではと疑いたくなります。
大丈夫 大丈夫 安全 安全 こだまでしょうか? 信用してはいけませんでしょう。
それと昨日 陸前高田市の津波で避難する様子を消防団員撮影の方が撮影した動画を見て感じた事があります。
まず消防団の方が最初は慌てずに動画撮影をしていますが迫ってくる津波を見て相当慌てている様子がわかります。
そしてすぐ後ろまで津波が迫って来ているのにのんびり歩いて避難している方の様子も伺えます。
もちろんお年寄りの方は走れないないのはわかりますが子供も元気そうな方もあまり走っていないように見えました。
ただ消防団の方がもっと早く早くと急かしてからやっと走り出した様子も伺えましたがそこでビデオが終わっているので
その後逃げ切れたのかわかりませんがあの勢いで押し寄せて来ている津波をみると逃げ切れたのかな?
でも動画が残っていると言う事は逃げ切れたんでしょう。
この地域は津波や防災に対して相当警戒していたにもかからわず逃げ遅れた方が多数だったと言う事は
防災意識の高い地域でも皆さん想定が甘かったと言うことになります。
後 今回生き残なった方が皆さ口を揃えて言う事は何も考えず直ぐに逃げたという事だそうです。
逃げる事、避難する事に過剰な判断などないと言うことです。
事故は往々にして想定外で起きるんです。
津波が何分でここまで来ると正しく計算できていた専門家が何人いたでしょうか?
仮に指摘していてもそれを信じて行動出来た人が何人いたでしょうか?
この動画の消防の方も防災のプロだと思いますがたぶん想定外だった事が動画からもわかります。
今後地震や津波の問題はもちろんですが今、直面している問題は放射能の問題です。
過剰な判断も消して悪い事では無いと思えてなりません。
現実は政府が大丈夫 大丈夫 安全 安心と言っても無駄な気がします。
最後に自分や家族を守る為の判断はやはり自分なんです。
コメント