インフラの危機 存続問題 南海トラフ地震予測、10県で震度7 津波最大34M

今日NHKでNHKスペシャル シリーズ日本新生「インフラ危機を乗り越えろ」
という番組が放映されていました。

高度成長期に作られ、暮らしを支えてきた「インフラ」。老朽化が進み、
莫大な維持更新費が必要なことが明らかになってきた。危機をどう乗り
越えればいいのか、解決策を探る。

「国土の均衡ある発展」をスローガンに、高度成長期に整備された道路や橋、
上下水道などの「インフラ」。いま、一斉に老朽化が進んでいる。しかし、
財政状況が厳しく、必要な補修や更新さえままならないのが実情だ。
国も自治体も、有効な対策を講じず問題を先送りにしてきたツケが、
一気に表面化したのだ。2050年には、今より3000万以上も人口が減って
しまう日本で、この危機をどう乗り越えればよいのか、解決策を探る。

次の動画は今回のNHKの放送とは関係無いのですがやはりインフラ問題の
動画です。


今回NHKの放送を視て感じたのはやはりバブルの後苦しくなった建設業や日本
経済を立て直そうとした結果箱ものが沢山建ちその維持費だけで今後16兆も
年間掛かる計算が出ているのには驚きました。

そしてダメ押しに現在の日本の人口は1億2800万人ですが2050年には
何と1億を切ってしまい9700万人まで減る予想なんです。

もし本当にこのうなるなら税収は当然減りますので更に維持費が負担になって
来まます。

そしてインフラで維持費のうち箱ものが半分を占めているとの事です。

しかし何故今頃になって維持費がなんて無計画のような問題が出てくるのか?

それには国の責任もかなりあるようでその借金の55%は地方交付税で補填すると
約束したとの事なんです。

そんな美味しい話を聞けば建築ラッシュになるしょうね。

そして元内閣官房副長官 石原信雄さんのお話では目先の不況をどう乗り切りかで
なりふり構わず事業をやった。
地方はやりたくてやったのではなく国の景気対策の指導の元やったと証言しているんです
から驚きです。

結果その場凌ぎで維持費の事など全く考えていなかった事になります。

しかし昨今20歳前後の若者でも仮に車持てば携帯電話持てば維持費がどの位掛かり
大変なんだという事位知っています。

仮に市町村のトップまでもがそんな計算もしないで箱物を建てまくったのでしょうか?

そして何十年もの間に掛かった維持費を目の前で見てきた来て何も感じなかったのか?
不思議でなりません。

現実は総務省の自治体アンケートで80%が老朽化は知らなかったと答えているんです。
また30%の自治体が住民にこの老朽化の実態を知らせる必要が無いと言っている無責任
差には言葉を失います。

尚且つ今後の対策は金銭を含めて全く考えていないと云うから恐れ入ります。
仮にですが明日支払いしなければ電気 水道止められる状態まで知らなかった
考えなかったという事です。

たぶん人の金だし国の政策だしとあまりにも無責任な感覚。
東電と同じで結局は人事程度の認識で後回しにして来たのが現実でしょう。

これは今の日本の政治 お役所関連全てに言える事と思います。
今良ければ後世はどうなっても良い。
その場凌ぎ。

仲間が自分が今が良ければ後は知らない。
これが今 全てに共通して言える体制のように思えて仕方ありません。

後 今後出てきそうな問題で心配なのがこれだけインフラが老朽化が進んでいるから
インフラ増税なんて出てきそうで怖い。

確かにインフラ整備にはお金が掛かるでしょう。
しかしそういった物は作った時から本来なら毎年の経費として計算は通常できていて
毎年予算を組んでいるのが普通です。
いきなりこれだけ経費がかかるから出してくれは常識ではありえない。

上の動画内にもありましたが国は橋などのインフラ整備の企業にまともに
お金を出さない所か管理する機関すらもなくそうしているとありましたが
酷い話です。
地方自治体には橋の専門家や下水道の専門家はいないでしょう。
でも管理者は専門家を雇えば良いだけです。
そうすればそういった企業も成り立つし雇用にもつながる。
何故そこにお金を掛け無かったのか理解に苦しみます。

自分の家 庭木の手入れはしても国民が問題が起きたら困る
インフラには金を掛けない?

反対に掛けなくても良い所に莫大な税金投入して影で大儲けしてる輩が
沢山いるんです。
こんな輩が沢山いたらどれだけ無駄な税金が消えてるかです。

そして私服を肥やした連中が私服を肥やし切れなくなりそうになると
あの手この手で増税ですよね。

これって意外と的を得てるとお思います。

今回のインフラ整備の件は本来毎年税金の中からきちんと予算を組んで安全に使えるよう
な対策をして来なかった国 自治体に大きな責任があるんです。

大きなくくりで見れば今の日本の財政も同じできちんと計画通りに先読みして
もっと早くから無駄を省いて対応していればここまで財政難にはなっていなかったでしょう。

何でも先延ばし目先しか考え無い自分の事しか考え無い輩達の大きなつけです。

そんな私服を肥やして来た輩のつけをなんで国民が立て替え無ければ行けないのでしょうか?

今回の増税は税と社会保障の一体改革と言えばいいように聞こえますが今までの失態をまずは
改めて改善することが先では。

その失態を洗い出し真剣に改めて改善してもらわないと数年後直ぐに同じことを繰り返すだけだと思うんです。

日本の現状は

12年度の一般会計予算案で、歳出の総額は90兆円を超す。ところが、税収は42兆円余りしかないので、
国債を発行して44兆円以上も借金する。

こんな状況なので税収が足りないのは十分わかります。
だからこそ何故こうなったのか?
今までは大丈夫大丈夫で予算を組んで来たんでしょう。
それが何故行き成り借金大魔王になっていて大変な自体だと
騒ぎ出す。

とても理解できません。

因みに首都高速だけでも維持補修に掛かる費用は年間600億円掛かんです。
問題はお金だけで無く作業が追いつかず未補修のままの箇所が何と
9万600箇所以上あると云うのです。
そして今月やっと対策会議を開いたとの事ですが今地震の問題が叫ばれている中で
今頃と思ってしまうのはウインドバカだけでしょうか?

もし首都直下型の地震が来て高速が損壊して大三人事なった場合は誰が責任取るんでしょうか?
また復興税 税金ですかね?
お金ももちろんですがどれだけの方が命を落とすか想像しただけでも怖いです。

今更民主党の話ししても意味無いかも知れませんがそんなに維持費が掛かるのに高速無料化を
うったえていた民主党はやはりド素人としか言い様が無い。
維持費を無料化してどっから捻出するつもりだったのか?

確かに無駄を省く必要は大前提。

民主党はその無駄を省けばが前提の公約が殆どでしたが結局は洗い出せないで
最後はやはりお金が足りませんから増税しないとと同じ穴のムジナに成り下がりました。

正しくは無駄はあるけどあちらを叩けばこちらが立たない事が多く結局は
仲良しこよしでつぶし切れないんでしょう。

箱もの問題も同じで維持費がかかるから壊せば良いという簡単な事ではないんですね。

無駄そして維持費が莫大に掛かる箱ものでも必要としている方もいるし壊すと云っても莫大な費用が掛かり
誰が出すのか?問題が多いのも事実のようです。

今後日本はこのままインフラを放置して物理的な崩壊を待つのか?
借金をして財政的な崩壊に向かうのか?
本当に難しい局面に来ていると感じますがそこを正しい判断で切る抜ける優秀な政治家や指導者は
出て来ないのでしょうか。
何時も最後は人頼みになってしまう自分が情けないけど今の自分には今の状況を変える力は無い。

しかしあれもダメこれも駄目と言っている猶予は今は無いんです。

その一つが地震

今日丁度こんな記事も

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こんな状況の中で首都高速の安全性が保たれて居ない現実。
起きてからでは遅い。

それから原発の安全対策もつい最近安全を確認したとされる原発が津波の想定が
全然甘かった所も早くも出ています。
自然相手で100%の安全性を保つのは難しい今やはり原発は廃炉の方向が今後の日本の為には
良い気がして仕方ありません。
万が一猛威を振るい出した場合に責任を取れる方は誰もいないんです。
20歳になった時大人としての責任ある行動をして下さいと言われた気がしますし
今でもそれが大人だと思っています。

ならば誰も責任が取れない事は直ぐに止めなかればいけないでしょう。

原発問題は今回の福島の現実を目の当たりにして後で済みませんでしたで済む問題ではない。

インフラ問題も含めて政治家のみなさんは無責任な方が多いのかそれとも力が無い方ばかりなのか?

今後が本当に心配です。

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