こんな環境が昨晩まで今は現実に戻り自宅の仕事部屋でブログアップしています。
日本の豪華なラウンジとはちょっとかけ離れているサイパン空港のラウンジで眠気覚ましにコーヒーをタラ腹
飲んだのですが飛行機の中では爆睡。
あっというまに成田
空気が違う 寒さは意外とまだ体が暖まっているので平気なんですが乾燥してるの空気が体に応えます。
まずは肌 焼けた肌があっというまにパリパリに。
次に喉が痛くなります。
そして目が乾きます。
人間にはある程度の湿気が必要なんだなと感じますね。
因みに今日はもいい風吹いたようですね。
予報では明日までは良さそうですね。
ただその後もオフに振れてガスティーにはなるでしょうがプレーニングする風は吹くでしょう。
今回ウインドバカが10日間滞在して6.7㎡に92Lでプレーニング出来無かった日は
1日も無かったです。
それって凄いことですね。
今シーズンのサイパンは千葉があまり吹かないだけに当たり年かも知れません。
それと今回ラフセイルのニールヘルキャット6.7㎡ ボードJPスラローム92L 81Lをテストしてきました。
まずこの6.7㎡のヘルキャットに92Lと81Lのボードのどちらがバランスが良いかですが。
普通に考えれば92Lでしょう。
またそれ以上のサイズでも問題ないと思われる方がほとんどだと思います。
でもウインドバカ的には81Lがドンピシャです。
これは体重関係無いと思うんですよね。
仮に体重が影響するとしたら走り出す為の最低風域だけでしょうか。
バランス的には体重は影響しないと言えます。
ただ65㌔のウインドバカと80キロオーバーの方では同じサイズで走り出せる最低風域は確かに変わりますが
体重差程の大きな差はない気がします。
あくまでセイルに体重をあずけるだけの風量があれば体重に関係無く走り出すんです。
今回サイパンのタロウさんに合わせて頂き実際に検証してみましたがタロウさん101Lセイル6.4㎡にレースセイル。
ウインドバカノーカムセイル6.7㎡に81L。
体格 体重ほぼ同じ位です。
風はウインドバカのボードサイズを考えれば本来足りない風域ではありましたが
実際の走り出しはウインドバカのセットの方があきらかに走り出しが良いんです。
これを風が足らないからといってボードをタロウさんと同じ101Lにした場合
セイルサイズで上回るウインドバカの方が有利に感じますが実際にボードを101Lに
変えたらたぶん走り出しは遅くなるんです。
これがセイルパワーとボードサイズ 体重のバランスなんですがこの感覚を理解出来る方は
たぶんエキスパートクラスかな?
中級前後感覚の方には理解に苦しむ方が多いかも知れません。
でも間違い無くこのセイルパワーとボードバランスがあってそこを間違えると楽に走れる物も
楽で無くなり重ったるい走りになるんです。
単純にボードの浮力に頼った走りをされているうちはこの感覚がわからないんです。
もちろんボードの浮力を利用した走りがウインドでないというのではないんです。
ただエキスパートになって風が足りて来た時さらに上の走りをする時にやはりボードの
浮力に頼らない走りが不可欠なんです。
いわゆるセイル乗りです。
これがしっかり出来るようになると風さえ足りて入ればボードサイズはどんどんお落とせるんです。
そして強風でも楽に乗れてジャイブも全然楽なんです。
ボードの浮力がありがたいのはセイルアップと遅いタック及び微風の時だけでしょう。
後 風がアンダー目の時の上りを取るのには有効なのでレースで風がガスティーで
アンダー目の時は有利なのでレーサーは大きめを使いますが風が安定して強めに吹いて入れば
ボードサイズは小さくても関係有りません。
だから強風でオーバーになればレーサーでも小さいセイルボード使います。
ただレースは関係無くある程度強めに風が吹いて来るとセイル開かされて下りが取れなくなる経験
したこと誰でもあると思うのですがしっかりダウンが取れる方でプレーニングジャイブが出来る方なら
セイルそのままボードサイズだけを思い切って10L以上落として見てください。
走り出しのオーバー感が無くなり上らされていた走りがしっかりアビームからダウンで走れて
ジャイブも楽にレールが入るようになるんです。
何よりも楽しさが違いますよ。
特に差を感じるのは走り出しで浮力の大きなボードを使用した場合は走り出しでオーバセイルを感じるなら
セイルそのままで浮力をお落としたボードを使えばその分の力が加速に変わりさらにロケットダッシュを
感じる事が出来ると思います。
ウインドの世界が変わるので是非お試しください。
それからセイル本体ヘルキャットの性能ですが今回ノーマルマストX9とスキーマストX9両方乗り比べてみました。
結果は残念ながら100%出ていませんがこれだけはいえるのはスキニーマストで張ったから調子が悪いという事は
全く無く普通に調子良かったです。
ダウン アウトしっかり引いてバテンテンション強めにかければ風がたまらずレースセイルに近い軽さも感じました。
ただスキニーの時はブーム長を規定より一コマ伸ばしてアウトを引いた方が良いです。
ノーマルマストよりアウト長が伸びます。
レースセイルはアウトあまり引きませんがこのヘルキャットに関してはある程度しっかり引いた方がセイル軽くなり
楽に乗れますよ。
総評は今の時点でセイルの自重は軽く扱い易い。
風の流れはややレースセイルより落ちるけどセッティング次第でかなり変わります。
セイルトルクはレースセイルより確実に落ちますので合わせるボードは小さめの方がビシット走ります。
トップスピードは十分速いです。
レースセイルと比べてどうかと聞かれば最後の伸びがやはり劣るのとパワー不足による
加速感や安定感に掛けるのは仕方無いかな。
でもノーカムセイルであれだけ出れば十分でしょう。
特にレースを意識しないで手軽にスピードを楽しみたい方には十分満足されるスピードは出ます。
次回もっと乗り込んでレースセイルに勝る事ができないか試したいと思いますので
また結果をお知らせしますね。
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